“エコキュート”で”入浴剤”は使えるの?メーカー別推奨入浴剤も!

入浴剤

~”エコキュート”で”入浴剤”は使えるの?故障に繋がる原因と使用可能な入浴剤紹介!

入浴剤

入浴剤を使用したお風呂に入ると、一日の疲れやこりが格段に癒されますよね!

お風呂に入浴剤は必須!という方も多く、給湯器選びの際は入浴剤の使用可否が重要になってきます。

エコキュートは大気熱を使用する電気給湯器ですが、入浴剤は使ってはいけないという説が広まっています。

これが原因でエコキュートの導入を見合わせている方も多いのではないでしょうか。

しかし実は、エコキュートの種類によっては入浴剤を使用することができるんです!

エコキュートに入浴剤を使っても大丈夫なの?
どんな入浴剤がエコキュートを故障させるの?
エコキュートにも使える入浴剤を具体的に教えて!
入浴剤を使用するときは何に気を付ければいいの?

今回はエコキュートと入浴剤に関する、こんな皆さんの疑問/ご要望にお応え致します!
入浴剤を使いながら、快適なエコキュートライフをお過ごしください♪

エコキュート

目次

エコキュートで入浴剤は使っても大丈夫?

入浴剤

冒頭でもお伝えした通り、エコキュートでも種類によっては入浴剤を使用できます。

まずは入浴剤を使用できるエコキュートの種類と、入浴剤使用不可の場合の理由について解説していきます。

〇エコキュートの種類

エコキュート

そもそもエコキュートには大きく分けて3つの給湯スタイルがあります。

メーカーによって多少名称は異なりますが、フルオートタイプ・オートタイプ・給湯専門タイプの3つです。

エコキュート

●フルオートタイプ

フルオート

その名の通り、自動でお湯張り足し湯等の機能が使用できます。

エコキュートにはできないと思われがちな“追い炊き”の機能も搭載されています。

ご自身の生活に合った給湯方法を選択して使うことができるタイプです。

フルオート

●オートタイプ

手動

セミオートタイプとも言われ、お湯張りは自動足し湯は手動(自動の場合もあります)で使用できます。

フルオートタイプとの大きな違いは、“追い炊き”の機能は搭載されていない点です。

この給湯タイプの機能が広まり、エコキュートに追い炊き機能はない、という認識が広まっているようです。

手動

●給湯専門タイプ

給湯専門

給湯の機能のみを搭載しているエコキュートです。

自動の機能はなく、お湯張りや足し湯も手動で行う必要があります。

最も機能が少ない分、他の2タイプよりも比較的安価に手に入れられます。

給湯専門

☟エコキュートの種類に関する記事はこちら☟

〇入浴剤を使用できるエコキュートの種類

入浴剤

では入浴剤を使用できるエコキュートはどの種類なのでしょうか。

それはズバリ!オートタイプ又は給湯専門タイプのエコキュートです!

入浴剤

そもそも入浴剤を使用してはいけない理由は、一部の入浴剤に含まれる成分が、エコキュートの配管や部品を劣化/故障される危険があるからです。

“追い炊き”機能で浴槽内のお湯が循環する際、お湯が配管を伝ってエコキュート本体に到達するため、フルオートタイプのエコキュートでの入浴剤使用は厳禁です!

どうしても入浴剤を使いたい!という方は、追い炊き・配管洗浄機能のないオートタイプか給湯専門タイプのエコキュートを選びましょう。

☟エコキュートの機能に関する記事はこちら☟

どんな入浴剤がエコキュートを故障させるの?

入浴剤

オートタイプ給湯専門タイプのエコキュートなら、どの入浴剤を使っても良いという訳ではありません!

エコキュートに悪影響を及ぼす、代表的な入浴剤の種類を4つご紹介します。

NG➊にごり/とろみ系の入浴剤

お湯に入れると、乳白色のにごり湯になるタイプの入浴剤はNGです。

こちらは、メーカーから正式にエコキュートへの使用は控えるよう発表されています。

にごりの元となるのは、炭酸カルシウムという石灰にも含まれる成分です。

この成分が含まれている入浴剤を使用すると、エコキュートの配管に少しずつ蓄積されていき配管やフィルターのつまりの原因になってしまいます。

とろみ成分のある入浴剤も、同じ理由で使用は控えましょう。

にごり系入浴剤
にごり系入浴剤

NG➋温泉成分含有の入浴剤

温泉成分含有

温泉成分の入った入浴剤は、硫黄・酸・アルカリ・塩分等の成分が含まれていることが多いです。

これらの成分は、入浴剤には少ししか含まれていなくても、使い続けることで蓄積し、エコキュートの配管や部品を劣化・腐食させてしまいます。

劣化した部品を交換するだけではなく、エコキュート本体の交換が必要になる場合もありますので、温泉成分の含まれる入浴剤の使用は避けましょう。

温泉成分含有

NG➌固形物の含まれる入浴剤

生薬

生薬等の入浴剤は、柚子等お湯に溶けない固形物が入っています。

これらの固形物はフィルターの詰まりの原因となり、エコキュート本体の故障にも繋がる為、エコキュートへの使用は控えましょう。

生薬

NG➍発泡系の入浴剤

発砲系入浴剤

泡が発泡するタイプの入浴剤を使用すると、泡が配管内に侵入した場合にセンサーが反応してしまい、センサーの故障に繋がります。

エコキュートの正常な運転を阻害することになりますので、発泡系入浴剤の使用は控えましょう。

☟エコキュートの寿命に関する記事はこちら☟

発砲系入浴剤

エコキュートにも使える入浴剤を具体的に教えて!

エコキュートが発売を開始してから20年以上が経ち、当初は使用不可だった入浴剤も、ユーザーの声に答えて各メーカーが研究を重ね、現在は使用可能な入浴剤を公表しています。

エコキュートでも使用できる入浴剤って結局どれなの?という方のために!

メーカー別にエコキュートに使用できる入浴剤をご紹介します!

実際に入浴剤を使用するときは、取り扱い説明書や使用方法を見て、問題なく使用できる入浴剤なのかをしっかりと確かめてからの使用をオススメします。

●ダイキン

エコキュートの種類

推奨の入浴剤

オートタイプ/給湯専門タイプ

制限なし

フルオートタイプ

●バスクリンシリーズ(バスソルトシリーズの「アーユルタイム」以外)
・バスクリン
・きき湯
・日本の名湯
・ソフレ
・温美浴
●その他”中性”で、”使用できない入浴剤”に該当しないもの

✖使用できない入浴剤✖

・硫黄・酸成分・アルカリ・塩分含有のもの
・生薬等の固形物を含むもの
・炭酸ガスなど発泡系のもの
・にごり・とろみ・ミルク成分のもの
・複数の入浴剤を混ぜたもの

ダイキン製のエコキュートは、バスクリン製の入浴剤全般がご使用可能です。

バスクリンのものなら、他メーカーでは使用できない、にごりタイプが使用可能なのが特徴です。

入浴剤を使用した際は、エコキュートの配管内の水を流しだすために、“ふろ配管洗浄”機能を行ってください。

●パナソニック

エコキュートの種類
推奨の入浴剤
オートタイプ/給湯専門タイプ

制限なし

フルオートタイプ
推奨の入浴剤

●バブ花王(にごり/パウダータイプを除く)
●バスクリン-バスクリン(にごりタイプを除く)
●きき湯バスクリン(にごりタイプを除く)
バスロマンアース製薬(にごりタイプを除く)

オートタイプ/給湯専門タイプ
推奨の入浴剤

制限なし

フルオートタイプ
推奨の入浴剤

●バブ花王(にごり/パウダータイプを除く)
●バスクリン-バスクリン(にごりタイプを除く)
●きき湯バスクリン(にごりタイプを除く)
バスロマンアース製薬(にごりタイプを除く)

✖使用できない入浴剤✖

・硫黄・酸成分・アルカリ・塩分含有のもの
・生薬等の固形物を含むもの
・バスバブル/せっけん
・推奨意外の炭酸ガスなど発泡系のもの
・にごり・とろみ・ミルク成分のもの
・複数の入浴剤を混ぜたもの

パナソニック製のエコキュートは様々なメーカーの入浴剤の使用を推奨しています。

また、入浴剤を使用の際は、エコキュートの“自動洗浄”の機能を”入”にしてください。

●三菱

エコキュートの種類
推奨の入浴剤
オートタイプ/給湯専門タイプ

制限なし

フルオートタイプ(2010~2018年製)

バブ花王(にごり/パウダータイプを除く)

フルオートタイプ(2018年製以降)

バブ花王(にごり/パウダータイプを除く)
●バスクリン-バスクリン(にごりタイプを除く)
バスロマンアース製薬(にごりタイプを除く)

オートタイプ/給湯専門タイプ
推奨の入浴剤

制限なし

フルオートタイプ(2010~2018年製)
推奨の入浴剤

●バブ-花王(にごり/パウダータイプを除く)

フルオートタイプ(2018年製以降)
推奨の入浴剤

●バブ花王(にごり/パウダータイプを除く)
●バスクリン-バスクリン(にごりタイプを除く)バスロマンアース製薬(にごりタイプを除く)

✖使用できない入浴剤✖

・シリカ成分(無水ケイ素)を含むもの
・炭酸ガス等発泡系のもの
・生薬等固形物を含むもの
・にごり・とろみ・ミルク成分のもの
・硫黄/塩化ナトリウムが含まれるもの

三菱は、他のメーカーでは使用可能となっているバスクリンの“きき湯”が、推奨入浴剤に入っていません。

これは三菱が検証していないためなので、にごり系でなければ使用は絶対に不可という訳ではありません。

また、製造年によって使用可能な入浴剤が異なる為、お気をつけください。

●コロナ

エコキュートの種類
推奨の入浴剤
オートタイプ/給湯専門タイプ

制限なし

フルオートタイプ

バブ花王(にごり/パウダータイプを除く)
●バスクリン-バスクリン(にごりタイプを除く)
バスロマンアース製薬(にごりタイプを除く)

オートタイプ/給湯専門タイプ
推奨の入浴剤

制限なし

フルオートタイプ
推奨の入浴剤

●バブ花王(にごり/パウダータイプを除く)
●バスクリン-バスクリン(にごりタイプを除く)バスロマンアース製薬(にごりタイプを除く)

✖使用できない入浴剤✖

・硫黄・酸成分・アルカリ・塩分含有のもの
・推奨意外の炭酸ガスなど発泡系のもの

コロナも使用できない入浴剤は他メーカーとほとんど変わりません。

エコキュートを初めて販売したメーカーですが、入浴剤にはあまり力を入れておらず公開されている情報も少ないため、推奨の入浴剤以外は使用しないようにしましょう。

入浴剤を使用するときは何に気を付ければいいの?

エコキュート

実際にエコキュートで入浴剤を使用する時、気を付けるべきポイントをご紹介します!

安心して入浴できますよう、しっかりと手順を踏んで使用してみてください!

〇エコキュート購入時に給湯タイプをしっかり選定する

エコキュート

これまでにお伝えした通り、フルオートタイプのエコキュートにはどの入浴剤も使用することができません。

エコキュート新規導入/買い替えの際に、しっかりとオートタイプ又は給湯専門タイプを選ぶようにして下さい。

“追い炊き”機能がついているかついていないかが見分けるポイントです!

エコキュート

〇メーカー公式発表の入浴剤を使用する

メーカー認定

先ほどご紹介した、各メーカーが発表するエコキュートに使用可能な入浴剤を使用するようにしましょう。

各メーカーが研究した上でテストを通過した商品ですので、エコキュートにも安心してご利用頂けます。

また、メーカーの推奨してない入浴剤を使用してエコキュートが故障した場合、メーカー保証が受けられない可能性が高いのでお気を付けください。

メーカー認定

〇入浴剤の使用方法に従う

入浴剤の使用法

メーカー推奨の入浴剤を使用しても、正しい使用方法を守らないと、エコキュートの安全は保証できません。

各メーカー、入浴剤の正しい使用方法でテストした結果で安全を確認していますので、間違った使用方法をしてはいけません。

入浴剤に記載の正しい用法・容量で使用するようにしましょう。

くれぐれも複数の入浴剤を混ぜて使用したり、分量を多めに入れたりはしないようにして下さい。

入浴剤の使用法

〇配管洗浄機能を使う

エコキュート配管

メーカー推奨の入浴剤を正しい使用方法で使った場合でも、入浴剤を使用すると配管に少し汚れが残ってしまいます。

入浴剤を使用した後は、エコキュートの配管洗浄機能等で配管の洗浄を行いましょう。

少しでもエコキュート故障のリスクを減らし、入浴剤を使用しながら長く快適にエコキュートを使い続けられるよう、念には念を入れておくことが重要です。

☟エコキュートの配管メンテナンスに関する記事はこちら☟

エコキュート配管

〇定期的なメンテナンスを行う

メンテナンス

入浴剤を使用すると、配管以外にもフィルターのつまり等の不具合も起きやすくなります。

配管洗浄だけでは落としきれない汚れもありますので、定期的にエコキュート全体のメンテナンスを行うことをオススメします。

入浴剤による汚れや不具合からエコキュートを守るだけでなく、エコキュートの寿命を延ばす事にも繋がります!

☟エコキュートの簡単メンテナンスに関する記事はこちら☟

メンテナンス

エコキュートでも入浴剤を使って癒しのバスタイムを♪

今回は、オートタイプや給湯専門タイプの、追い炊き機能のないエコキュートなら入浴剤を使えることを解説しました。

エコキュートを導入したいけど入浴剤も欠かせない!という方のご参考になっていれば幸いです。

エコキュートの正しい知識を持っていると、便利な機能を快適に、長く使用することが可能です。

皆様の快適なおうち時間のために、本記事の注意事項等に気を付けながら入浴剤で癒されてくださいね♪

☟エコキュートに関するご相談はライフパートナーまで☟

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